できました!ベルグの新しい顔♪

ようやく玄関周りの工事が整いまして

ベルグハウスの新たな顔ができあがりました!

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半世紀以上前のままだった玄関先は、冬に傷んだ道路の修繕でアスファルトが塗り重ねられていくうちに道の方が高くなってしまい、その段差に冬は車が滑って出られないこともありましたが

高さを揃え、平らになりました。

鉄網の階段は夏にはヒールで歩くのが危なくて人工芝を敷いたりしていましたが、木目の素敵な階段となりました。

またレンガの壁だった部分は新たに漆喰の大きな一面となり、ベルグの新しい看板も兼ねて素敵な写真スポットにもなりました。

上にはベルグのモチーフでもある天体望遠鏡が飾られています。

古いものを生かし守りつつ、生まれ変わらせながらまだまだ育てて参ります。

 

4階「宙フロア」のオープンももうすぐできそうです!

どうぞみなさん、見に行らしてくださーい🙌

何年ぶり⁉夫婦でおもてなし♪

昨夜はたまたまスタッフのお休みが重なりまして、我々夫婦二人だけでチェックインからお夕食までの夕勤をすることになりました♪

二人だけでお客様をお迎えするのは何年ぶりだろう⁉スタッフが一人もいなかった新婚時代以来だろうか♪

気がつけば、なんだかワクワクしてました。

1時間ほどで盛り付けやら段取りも終え、ほっとした頃、子供たちが「今日はパパとママのお手伝いするー!」と張り切って帰って来ました。

「ならば二人にはドリンク係を命じよう!」

「は~い♪」

飲み物の注文を受けたら弟はグラスに氷を、お姉ちゃんはそこにジュースをたっぷり注ぎストローを。役割分担しつつも助け合ってやるんだよ♪

二人はラウンジのバーカウンターの中に入り、インカムも付けて準備万端。

お姉ちゃんは手際よくグラスを洗い、

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弟はデザートに飾るバニラクリームをせっせと作ります。

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「お水ひとつ、いい?」

「はい!」

「りんごジュースひとつです」

「はい!」

おー。家では聞いたことのない素晴らしいお返事♪

「お部屋でテレビでも見てなさい」そう言った方が作業はしやすいのかもしれません。でも「一緒に手伝いたいんだー!」って気持ちをしっかり受け止めてやりたく。

一番安全で二人でいてくれる場所を選びました(笑)

そりゃそりゃ何しろわたくし達も久方ぶりなんで「あれどこだっけ?」「あれってなんだい?」「えっと・・何しに来たんだっけ?」「なんだろね」とお互いうろつく場面もあり、年をとったもんだなぁと実感しつつ。。。

しかし!そこはベテラン(のはずの)女将とオーナーですから(笑)

後片付けは後回し。とにかくお客様とおしゃべりを交わし、笑顔を投げ合いながらの時間を心がけました。いつもスタッフのみんなが当たり前のようにしてくれている流れるようなサービスのできとは明らかに違うあたふた感を、一所懸命な気持ちでカバー。

あっという間に時は過ぎていきました。

そうだね、この親子4人だけでお客様をお迎えしたのは初めてのことだね。

昔は気にならなかった床の段差がだんだんきつく感じてきたり、トレンチってこんなに重かったっけ?と感じたり。

瓶ビールの注文を受けて生ビールつくっちゃって「あ、違う…」とか(笑)

そしてそして。

今夜はなんとサプライズケーキをお出しするお客様が!

さぁ、いよいよお出しする時間が♪

娘と息子を従えて、ケーキに蝋燭を灯し、パパが小さい声で「せーの!」と音楽を止め電気を消して親子でレストランで大合唱♪

「ハッピーバースデー、トゥー、ユー♪」

歌いながらテーブルに向かいまして。

他のお客様も「おーっ♪」と見守ってくださり、年配のご夫婦様のテーブルへ向かいケーキを差し出すと

奥様、キョトン。かなりキョトン。

ん???あれ・・・?

すると隣のテーブルの優しそうな若い彼が

「それ、たぶん・・・こっちです(笑)」

・・・え、え、えーーーっ⁉

やってしまいました、女将!大失態!

「や、や、やだー💧ごめんなさい!」

どちらのテーブルにも平謝り。

お客様、みーんな大爆笑!いや、失笑?

「大丈夫、大丈夫♪おかあさん大丈夫だから」

そう笑ってくださる彼の向かいに座る彼女さんは「えー!びっくりー」と言いながら、目には涙がキラキラ✴

「では、みんなでもう一度!せーの♪」

ハッピーバースデー、トゥー、ユー♪

手拍子いっぱいの中かわいらしい彼女さんは「ふぅー」と蝋燭の火を消してくれました。

女将歴14年、こんな大失態は初でございます。。。

しかしながら皆様もそして何よりサプライズを企画されたご本人様が本当に温かくて有難かったです。怒鳴られても仕方ないミスでした💧

食後のデザートの際にラウンジにお越しくださった素敵なカップル様。

いや本当に申し訳ない、情けない限りと平謝りの私に、優しい笑顔をくださいました。

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スタッフに話したら笑われてしまうゎなぁ💧

いや、叱られるだろうか(笑)

ベルグのみんなの接客は本当にレベルが高く長い間に渡って高評価をいただいておりますのに、

女将が足引っ張ってどうするだー!

 

でもでも。

久方ぶりに現場で動き回って、かなり楽しかったです♪

仕事ってのはやらなければならないことは決まっていて、ルールに従いそれさえきちんとこなせば確かに仕事としてはいいわけです。

創造とか管理とかとはまったく質が違うものであり、現場ってのは体はきついが「楽(らく)」つまりは「楽(たの)しい」んだなぁと、改めて感じました。

仕事ってきついもんなんだよね。そうじゃないとダメなんだし。

だって、人間は「楽」を求める生き物だから。

余計なことはしない方がいい。

そんな空気が蔓延する職場にいると、絶対に上昇ってない。上昇しようとしたもんなら

「おい、余計なことするなよ」

そこには必ず「こっちまで頑張らなきゃならなくなるじゃないか」という裏メッセージがある。

そんなつまらないこと、あります?

それは「楽」が違いますよね。「楽」ではなく「手抜き」です。

久方ぶりに現場に入ってみて、あちこちに「楽」を求めるスタッフ達の工夫を見つけました。それは決して「手抜き」ではなく、よりスムーズにとか、より快適にとかを求めようとしている工夫。

今は夏休み前でアルバイトさんもまだ来ない時期。毎日をカツカツの人数で一人何役もこなしながら、スタッフ達は毎日仕事に向かっています。きついと思います。思いますができることをするしかない。私達が1勤務帯を請け負ったのもそのひとつにすぎません。

大きなホテルでは役割分担がはっきりしています。フロントはフロント、キッチンはキッチン、ホールはホール、自分の持ち場だけでいい。しかしながらこういう小さな宿ではみんながどこのことも知り、でき、お互い手と声を出し合い助け合いながらのクロスファンクションでないと回りません。「できるようにならなきゃダメ」と言いながら、なんと高度なことに向かわせているのか、なんとスタッフ達はみんなちゃんと実践してくれているのかといつも思っています。

しかしそういった厳しい環境下にありながら、一度だって食事が間に合わなかったとか、お風呂が沸いてなかったとか、従業員が無愛想で気分が悪かったとかいうお客様の声を聞いたことはありません。

中年夫婦二人、あの流れるようなサービスの提供はやはり日々の鍛錬の賜物だとも痛感。ポッと出て来てサッとやって自分が満足できるほどサービスは甘くないですね!

あいにくの雨で星空ツアーには行けませんでしたが、その分長く多くの方とラウンジで楽しくお話させていただきました。

するとその間に、姉弟二人は自分に何ができるか、何をしたらいいか考えたのでしょう。自ら並んで洗い場に立ち、下げられた食器をせっせと洗っておりました!

ほー。家では「はい、食べた茶碗運んで」「はい、洗って」と言わないと動かないのに。

人というのは気持ちが突き動かすものなんですね♪

20時に浩介くんが来てくれたときの安心感たら(笑)洗い場は更に加速して進み、21時にはキッチンホールの仕事を無事終えることができました。フロント仕事は彼にバトンタッチして、さあ、ご飯食べよう!

「二人とも今日は本当にありがとう♪」と栂池サイダーで乾杯し、親子4人清々しい気持ちで遅い夕食をとることができました。

 

しかしなぜだ、

今あたしはかなり腰が痛い(笑)

ちょっと前まではもっと部屋数も多く、1日のお客様はもっとたくさんだったから、もっともっと汗かいて動いてたけど・・・腰はこんなに痛くならなかったさ💧

 

帰り道、娘がぽそっと言いました。

「テーブル番号って、大事だね」

そうなのよ!すごい!絶対忘れないよねー

親のフリ見て我がフリ治せ、よ♪君たち!

 

夏休みにはまた新しいバイトちゃんたちがきます。

今年はどんな伝説を残してくれるだろう?

なかなか女将以上にやらかす者が出てこないのはいいのか、悪いのか(笑)

大変勉強になる一夜でございました(^^)v

優しく見守ってくださったお客様方、本当にありがとうございました。

これに懲りず、次回はサービスのベテランスタッフ達がお待ちしておりますので、是非またこの栂池へお越しくださいませ(⌒0⌒)/~~

まだまだ前へ!

moniちゃん送別会。

最初の乾杯から私1人涙こぼしてしまい「もう⁉(笑)」とみんなにつっこまれながらのスタート😓

久しぶりにスタッフのみんなと飲みながら思い出話に花がさき、一人一人が感謝の言葉を伝えることができました。

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今から9年前。下の息子がお腹にいる7ヶ月のとき、私は無理をし過ぎて切迫流産しかけ緊急入院を余儀なくされました。

ベルグが夕食で忙しい時間帯、日勤パートの女性スタッフさん達が残された旦那様と当時2歳の娘を案じ、交代で娘をみなさんの自宅に預かってくれまして。みなさんの家族と共に娘にも夕飯を食べさせてくれお風呂にも入れてくれたりしたのでした。

moniちゃんも、おうちで彼女の娘さんと一緒に遊ぶ我が娘の姿を写真に撮ってメールで送ってくれ「大丈夫ですから安心してくださいね」と…

絶対安静で病室に1人点滴につながれながらみんなの優しさに感謝し、自分の不甲斐なさに涙をこぼし、車で片道50分かかる病院を毎日旦那様がヘトヘトに疲れながらも訪れてくれたのがついこの間のことのようで。

遠くの親戚より近くの他人じゃないですが、義父母は山小屋へ行っていて下りてはこれませんでしたし、遠くに暮らす私の両親も当時まだ働いてましてとても協力は得られず、そばにいるみんなが私達家族を助けてくれたのでした。

思い出はたくさんあるけれど、

あのときは本当にもう「どうしたらいいのか」と呆然としました。

夫婦でヨチヨチ歩きの娘をあやしながら一日中走り回ってベルグを切り盛りしていたのに、戦力の片腕が抜け目の前真っ暗になったとき、スッと手を差し伸べてくれた人への感謝は何年たっても忘れないし言葉にしきれるものではありません。

「ママ~」と私の後ろ姿を追いかける娘を「私が見ててあげるわ。おいでー」と抱いてくださったお客様。娘の成長を楽しみに毎年来てくださるようになったご婦人グループさん。本当にいろんな方に助けていただきました。

そこから私達夫婦にとって「家業から企業へ」という目標が明確になりました。

家族の誰かが倒れたら終わり。そんな綱渡りな日々ではなく、共に働くスタッフさんとベルグチームを作ろう!一年中門を開いて栂池へお越しになるお客様をお迎えできる宿になろう!そんな挑戦が始まったのでした。

いつもその中心にいてくれたのがmoniちゃんでした。

ここ数日は毎日忙しかったはずなのに、彼女は全員にありがとうのメッセージ入りの手作りクッキーを焼いてプレゼントしてくれました♪

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あれから10日余り。。。

まだまだ彼女がいないベルグに慣れず事務所で彼女を探してしまい、ふと目頭熱くなる日々です。。。

「何か困ったらいつでも言ってください。力になりたいです!」そう言ってくれたmoniちゃん。

素晴らしいベルグスタッフのみんなに包まれ、支えられ。本当に本当に感謝しかごさいません…

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さてさてベルグハウスですが。

4階客室改装工事も着々と進み、エントランス改修も日に日に進んでおります。

まだまだ前へ前へ、進んでまいります!!

どうぞ皆様、楽しみにしてくださいね♪